銀行員というと、なんとなく皆優秀な人間とお思いでしょうが、とんでもありません。
私の著書「銀行融資を引き出す究極のウルトラC」の中にも担当者は無能として書きましたが、 実は担当者のみならず、支店によっては上席と言われる支店長や次長でさえ、 何でこんな人物が‥と首を傾げたくなる現実がまかり通っているのです。
勿論、これこそが支店長の鏡と思われる人物も数多くおられます。
しかし中には、自分の主義、方針、意思もまったく持たず、
ただ本部の顔色ばかりを見続け、部下に無理な負担を押しつけ、責任を転嫁しつつ、
世渡りだけで支店長の椅子にしがみつき、保身の日々を送っていた人も何人かおりました。
銀行に限らず、一つのセッションはその長たる人の方針、
主義を部下に修理徹底させ納得させることにより、一糸乱れぬ環境作りが可能になるもので、
銀行の支店運営はまさに支店長次第。
どうにでも変わることを痛感し恐ろしさも又感じたものです。
融資に対する方針も然りです。
支店長が積極的に基盤の拡大を図る意欲を持ち、地元に密着して、地元との共存共栄を願う意識を持っているか?
持っているならば、その方針が部下に徹底しているか?
それによって支店の対応が全然異なってくることになります。
自分の在籍中に不良債権は出したくない。
面倒な案件は極力避けたい。
あえて新規の貸し出しをしなくても、現状維持でよい。
こんな「事なかれ主義」の消極的な考えで、毎日出勤している支店長が、現に存在するのです。
銀行員は総て優秀ではありません。
能力も考え方も違います。
処理する能力も千差万別です。
顧客の立場に立って、親身に考えてくれるとは限らないのです。
支店としての確たる方針も定まっておらず、ただ漠然と何事もなく毎日が終わればそれで良いと思っている行員も事実居るのです。