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都市銀行勤続37年の大ベテランが明かす
銀行融資、不可能を可能にする“ウルトラC”
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.27━ 2008.3.27 ━━━━
第27号.
『 主流となるスコアリング融資 』
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ご継読頂き誠に有難うございます。
年度末も押し迫り、何かと忙しなくこの時期を過ごされておられる経営者の方も多
いことでしょう。
巷では歓送迎会シーズンの到来で、私のクライアントでもある飲食店経営の社長は、
忘年会や新年会の時期よりも、この歓送迎会シーズンの方が売上が見込めるとおっ
しゃっていましたが、ここ最近の景気や環境を鑑みれば、あくまで形式的な歓送迎
会で済ませる企業も多いのではないでしょうか。
さて、本題に入るとします。
最近、金融機関で多く目に付き、窓口でも積極的に勧めているビジネスローンです
が、以前このメルマガでも特徴をご紹介致しました。
昨今金融機関は、プロパー(自行融資)や保証協会付けの融資受付より、第三者保
証(クレジット会社や大手金融会社)の融資(通称ビジネスローン)を、“スピー
ディさ”を理由に勧めてきます。
勧められた方々も、審査時間、実行までの早さに魅力を感じ、多少金利が高くても
申し込まれています。
一方、審査に要する時間が1〜2日程度で、ちゃんと審査してくれるのか、判断基準
はしっかりしているんだろうか、きちっと評価してもらえるのかと、不安に思われ
る方もいらっしゃることでしょう。
これは、既にご存じの方も多いと思いますが、『スコアリング審査』という“自動
的に”結果を導き出す審査システムによるもので、与信判断をIT(情報技術)を駆
使して行い、迅速かつ正確な融資を実現しようという目的で導入、主流となりまし
た。
従来与信は、ベテランの与信担当者が磨き抜かれた観察眼を発揮して行うのが常識
でした。そこに申込者の人柄、熱意、やる気等といった勘案要素も加味され、実行
か否かの結論を出していました。
バブル以降、ほとんどの金融機関が多額の不良債権、貸し倒れを抱えたことで、中
小企業への融資基準や与信判断が難しくなりました。(貸し渋り事由の一つ)
特に中小企業の倒産リスクをデータベース分析するのが困難で、その理由としては、
「中小企業の財務力に不透明要素が多い」「事業主のクレジットカード、消費者金
融の利用履歴など個人的な信用度も加味する必要があり、事業帳簿のデータだけで
判断出来ない」「経営環境が大企業に比べて不安定なので過去の売り上げ推移など
をあてにしづらい」「倒産企業の事例情報を分析目的で十分に収集していない」な
どが背景にありました。
そこで倒産企業の事前の財務情報を収集しつつ、融資先に申告してもらうべき情報
内容にはどのようなものがあるかを検討し(例えば消費者金融の利用状況など)、
どのような情報項目と倒産とが相関性が高いのかを検証し判断基準をモデル化して、 スコアリングシステムを実用化したのです。
中小企業にとって、金融機関から融資を受けられるかどうかは、時として企業の存
続を左右する大問題です。
その審査(与信)が、データベース化されたシステムによっていとも簡単に結果が下
されてしまうというのは、何とも寒々しくやり切れない気持ちになります。
私は自身の仕事に対するプライドと、クライアント様への使命感に於いて、このス
コアリング融資にも挑戦状を叩き付けます。
“根性と情熱”(アナログチックでしょうか?)で、引き続き『ウルトラC!(融資
獲得の実現)』に挑んで参りたいと思います!