「信用保証制度の
仕組み変更について」

 

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都市銀行勤続37年の大ベテランが明かす
銀行融資、不可能を可能にする“ウルトラC”
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.19━ 2007.10. 11 ━━━━


第19号.

「信用保証制度の仕組み変更について」

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ご継読頂きありがとうございます。

私の拙文にかかわらず、多数の方々に関心を寄せて頂き、励ましのお言葉、共感の
メッセージ、温かい応援のメールを多数頂戴し、本当に有り難く厚く御礼申し上げ
ます。

さて、安倍首相の突然の退任があり、そして空白の十数日を経て福田新内閣がスタ
ート致しました。

テロ特措法をはじめとして、年金問題、政治とカネ、格差の問題等を抱え、多難な
船出です。

しかし空白国会の間に、懸念されるいろいろの統計結果が発表になりました。
完全失業率の悪化、年間取得200万円層の拡大など、身近に注目すべき問題点が噴出
しています。

先日、新総理の所信表明がありました。

評価は様々ですが、何よりも先ず「絵に描いた餅」でなく現実性のある具体策を早
急に講じて欲しいものです。

自民党総裁選を前にして福田、麻生両候補が地方のシャッター通り商店街、農村巡
り、中小企業の工場などを視察、格差の是正を図るとの約束をしておりました。

是非とも、「総裁選挙を意識したパフォーマンスだけで終わりにして欲しくない」
と痛感します。

先日、与党国会議員と政治評論家があるTV番組で、格差を叫ぶ前に「貧困は自己
責任であることを認識すべきである」・・との発言がありました。

言われれば確かに自己責任の部分はあるかも知れません。

しかし現状、貧困に喘ぐ方々が、格差から脱出するために何等かの選択肢があるの
でしょうか。

中小企業、農家の方々が、格差から脱出するための資金面の援助策・・・。

パンフレットに記載された建前だけの資金用途。

現実とは余りにも乖離していることを、為政者は直視してほしいと痛感します。

選択肢もないままに「格差は自己責任」と決めつけ、なんらの救済策を講じない今
のやり方に憤りを覚えるのは筆者一人でしょうか。

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さて、グチはこのくらいにして、10月1日から信用保証制度の仕組みが変更になった
のをご存知でしょうか?

「責任共有制度」といい、従前は信用保証協会付き融資は、保証協会が100%保証し
ていたものを、保証協会の負担が80%、金融機関の負担が20%となったのです。

手続き上は従来と変わりありませんが、貸し手の金融機関の対応は一体どうなるの
でしょうか?

今まで100%保証協会負担でしたから積極的に対応してきたものが、この制度の導入
で金融機関の融資姿勢に変化が起きるのでしょうか?

あのあたりが一番懸念されるところではあります。

今後とも十分注視していかねばなりません。

また、今まででも公表されているいろいろの制度融資・・・実のところこれも建前
と現実とは大きな違いが山ほどありました。

特に新規の起業家に対する融資は、パンフレットに書かれた建前と現実とは大きな
乖離がありました。

私達利用者は、建前は建前として制度化されている以上、その間隙をぬって攻め込
む策を考え対処して行かねばなりません。

あらかじめ要する時間、拒絶されないための理詰めの資料を準備し、建前打破に向
けて万全の策を講じ、攻めの姿勢を貫いて行きましょう。

私も微力ながら、お手伝いをさせて頂きたいと思っております。


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